服部年宏選手（ジュビロ磐田）
第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会　決勝　セレッソ大阪vs.ジュビロ磐田


最初のところでトラップミスから相手に取られて流れが向こうに傾きかけましたが。

　そうですね。逆にあれで点を取られなかったから、今日はいけるかなと前向きに考えましたけれど。


前半はセレッソの前からのプレスが相当厳しかったんじゃないですか。

　予想以上にプレスが速かったんで、予想以上に中盤の前を向くところを狙われていたので、そこのところを自分たちで打破できればリズムが出たと思うんですけれど、そこのところが上手くいかなかったですね。


中山選手が入ってムードがガラッと変わりましたけれど。

　そういうのも含めてのサブとして期待していたんで本当にありがたいし、ホームになったみたいな感じになってね、やりやすくなりましたよね。ボールも追ってくれるし、ヘディングも勝ってくれるんで、非常に入って楽になりましたね、周りは。


終盤はもう蹴りだすだけっていう展開になりました。

　どうしても１人少なくなってから間違いなく苦しい時間帯が合ったんで仕方ないんですけれど、１点取ってからもっとまわせたらよかったと思いますね。あそこでの退場は計算外だったんで痛かったんですけれど、その分、後ろまとまってゴールを奪われないという意識がありました。


形にはこだわらないと。

　当然勝てばいところですからね。あそこは５分守ればいいんで、形的にはきれいにやっても、汚くやっても、勝ちは勝ちなんで、そういう意味では泥臭さが出たと思うんですけれど。


柳下監督に一言お願いできますか。

　お誕生日おめでとう、はい（笑）。
　いい結果で送り出せて、こちらとしては精一杯やったんで、次に行っても向こうで頑張って欲しいですね。

●	塚田監督（Ｃ大阪）記者会見
●	柳下正明監督（ジュビロ磐田）記者会見
●	セレッソ大阪、試合後の選手コメント
●	中山雅史選手（ジュビロ磐田）試合後のコメント
●	グラウ選手（ジュビロ磐田）試合後のコメント
●	田中誠選手（ジュビロ磐田）試合後のコメント