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文／2002world.com編集部
「我々の生活も一変しましたよ」。試合会場で挨拶を交わした草津の番記者は、そう話してくれました。２週間に１回、「おらが町のクラブ」がスタジアムに登場し、町の人たちの声援を浴びながらボールを追いかけます。スタジアムに響き渡る歓声とどよめき。勝利の喜びと敗戦の悔しさ。それを繰り返しながら、クラブもサポーターも様々なことを身に付けていきます。週末にスタジアムに通うのが習慣となり、サッカーという共通言語を介した新しいコミュニティが生まれていきます。
性別も、年齢差も、思想も、そして地位や職業などとは無縁のコミュニティ。クラブという存在がなければ知り合うことさえなかった仲間たちが集い、ともに喜び、そして悔しさを分かち合います。強ければもちろん、決して強くなくてもクラブは町の誇り。いつしかクラブと仲間は自分自身と重なり、そしてひとつになっていきます。そこにプロサッカーチームがあるからこその体験。それは何物にも変えがたい経験です。
今週もまた、「おらが町のクラブ」が、いつものスタジアムでボールを追う日がやってきます。そして、いつもの仲間がスタジアムに集まってくる日がやってきます。さあ、スタジアムへ出かけましょう！
| 鹿島アントラーズ | 久しぶりの楽しい試合 | ||
| 浦和レッズ | さて、これからだ | ||
| セレッソ大阪 | 今週も前田に注目！ | ||
| ヴィッセル神戸 | レギュラー争い | ||
| アビスパ福岡 | 組織と個の融合 | ||
| サガン鳥栖 | 未だ成長の過程 |
