試合後の選手コメント
FCバイエルン・ミュンヘン　ジャパンツアー2005　ジュビロ磐田vs.FCバイエルン・ミュンヘン


● ホセ・パオロ・ゲレロ選手（FCバイエルン・ミュンヘン）

今日の試合の感想

　大変でした。苦労しました。良く準備してきたんですけれども苦戦したと思います。

日本人選手との対戦は初めてでしたか？　またどのような印象を持たれましたか？

　木曜日の試合が初めてです。とても良く走るし、とても良かったと思います。

バイエルンはドイツで１試合、日本で２試合。開幕を控えたこうした大事な時期に、こういう強行軍を組まれていることについて選手の方々の感想は？

　もちろん、大変でした。ハードだったと思います。でも２試合勝てましたし、良かったと思います。またもうすぐブンデスリーガが始まりますが大変ですね。

ゲレロ選手の母国ペルーの方々がたくさんスタジアムで声援をしていましたが？

　気付きました。たくさんペルーの方々が来られていたので、とても嬉しく思いました。


●オリバー・カーン選手（FCバイエルン・ミュンヘン）

コンフェデレーションズカップの３位決定戦から３週間ぶりの試合だったかと思うんですが、90分間出られたことの感想と、３週間でリカバリーできたことについて。

　もちろん、コンフェデレーションズカップが終わって旅行に行っていましたので、トレーニングを始めて８日から９日ということで、この試合に臨みましたけれども、背中を痛めているという故障を抱えつつも、医療スタッフ、そしてメンタル面で様々なサポーターのおかげで90分間出られたのを大変嬉しく思います。

試合中に背中の痛みを感じませんでしたか？

　背中の痛みは、試合中、全然感じませんでした。以前に全く動くことができなくなったことを思うと、非常に良くなったと思います。そして日本のファンの方々にはいつもとても温かく支えてもらっていまして、特にこの競技場は良い思いでのある競技場でして、ファンの方に何かお返しをしたい気持ちで一杯でした。

オリバー・カーンさんは日本で一番人気があり、また人気だけでなく、世界でナンバーワンのゴールキーパーの一人です。そのカーンさんに、ゴールキーパーにとって必要なものを、いくつかの言葉で表現していただきたいのですが？

　とにかく、ゴールキーパーという仕事は大変な欲がないとダメな仕事なんです。死ぬほど練習する、そういうことができないとダメな仕事なんです。そしてもちろんヨーロッパではチャンピオンズリーグというのが最も栄誉あるリーグでもありますけれども、そういうところで最も良いキーパーになるためには、とにかく練習を厭わないということが最も重要です。

前半、15分にジュビロの18番の選手に失点しましたが、その原因は？

　ゴールキーパーが悪いんです（笑）。
　ディフェンス陣があそこでの対応は良くなかったと思います。試合が始まった時に、日本の選手たちはとても速さがあり、とても良く動いていたのに対し、我々ドイツチームはちょっとまだ目が覚めていないという感じでした。ですからキーパーとしてはどうしようもなかったということです。

●	フェリックス・マガト監督（FCバイエルン・ミュンヘン）記者会見
●	山本昌邦監督（ジュビロ磐田）記者会見
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