山形恭平選手（アビスパ福岡）インタビュー
2004Ｊリーグ　ディビジョン２　第７節　アビスパ福岡vs.大宮アルディージャ


劇的なゴールで勝利を収めました。試合を振り返ってください。

　前半で決められるところが一杯、チームとしてあったんで、やはり、そこを決めないと、ああいう苦しい展開になると思いましたけれど、最終的には追いついて逆転できたところは次につながると思いますので、すごく良かったと思います。


本当にファンに感動を与えるゴールでした。

　その分、僕もサポーターに力をもらっているので。


今日がホーム初勝利なんですが、それに関しては。

　初勝利というのがたまたま今日だったということだと思いますけれど、それに貢献できたことは良かったと思います。（契約の件は）そればっかりは分からないんで。そうしてもらえるようなアピールは出来たと思っています。


前節に引き続いて、山形選手が出場して連勝ということですが。

　それもたまたまだと思います。チームの雰囲気がすごくいいので、そこに僕がいる。ひとつのオプションに過ぎないと思っているので。たまたま点を取っている、点に絡んでいるというところで目立っているだけだと思います。チームの雰囲気はすごくいいので、それが一番いいところだと思います。目標は優勝してJ1に上がるということなんで、目標がはっきりしているので、みんなで一丸になってやっていければいいと思います。


１−１でロスタイムに入ってからのシュートだったんですが、ゴールを決めた瞬間の率直な感想を聞かせていただけますか。

　素直にうれしかったです。本当に。ただ、今日もシュートまで行くチャンスがありながら、思い切りが足りなかった部分があったので、自分の持ち味である前にトライしていくというのを、もっと出していきたいと思います。（博多の森は）昔からすごく好きなグラウンドなんで、すごくやりやすかったです。


アビスパが中々ゴールが取れない中で、裏に出たりとか、ゴール前での勝負するところとか、期待は大きいと思いますが。

　監督の要求というよりも、あれが自分の持ち味で、それを買ってくれて試合に出してもらっているので、その部分は続けてやっていければと思っています。


得点はたまたまとおっしゃっていましたが、山形選手が出場するようになってからチームに攻撃の流れが出来たように思います。

　それはとてもうれしいことですし、実際に流れの中から点が取れているのでいいことだと思います。（ＦＷに入ったことに関しては）やることは変わらないので、裏に抜けて、スピードを生かしてというところなんで、どこに入ってもやることは変わりありません。
（今後の課題は）前半もそうだったんですけれど、もっと前にチャレンジする場面というのがあったと思うので、そこをもう一回ビデオで見直して、もっと、前へ、前へとトライして行きたいです。


今日も相手は両サイドに蓋をするような守備をしてきましたけれど、これから、ますますああいう戦い方をするチームが増えてきて、山形選手に期待する部分も多くなってくるんじゃないんですか。

　今日の試合も、サイドを起点にした時にいい攻撃になっていると思うので、どんどん攻撃のレパートリーを増やしていって、右サイド、左サイドと、いろんな形が出せると思うので、練習の中で確認しあってやっていけたらいいと思います。


ハーフタイムでは１点のビハインドは、あまり気にしていなかったんですか。

　気にしていないです。もう自分たちのサッカーをすれば今日みたいに点が取れるんで、自分たちを信じろと。自分たちのサッカーをやれということを言われました。前半は、裏に出るタイミングよりも、僕が中に入ってヒラジを出した方が攻撃的にスムーズに行っていたんで、敢えて僕が出ることもありませんでした。

●	三浦俊也監督（大宮アルディージャ）記者会見
●	松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
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