トニーニョ・セレーゾ監督（鹿島）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン１　１stステージ第８節　大分トリニータvs.鹿島アントラーズ


試合を振り返って

　あんまりコメントすることはなくて、ほとんど相手のゴールキーパーにやられました。ハーフタイムには別に不満はありませんでしたし、前半は、チーム自体のやり方、方針というのはいい状態で試合を進めていたと思います。唯一、私が要求したことといえば、柳沢選手に、もう少しエリア内でプレーするということ、あるいは中へ切り込んでいくということでした。

　後半に入って１点を追いつかなくちゃいけないということで、まず同点を狙わなくてはいけないし、同点に追いついたら、次は勝利を目指すということでやっていたんですが、何度か明らかなチャンスがありながらセーブされてしまいました。今日は、本当に相手のゴールキーパー様様というか、彼が今日の主役じゃないかなと思います。

　また相手のゴールキーパーと同様に、曽ケ端選手のことも誉め忘れてはいけないと思っています。最後、終了間際に、あきらかにゴールを奪われるというシーンでいいセーブをしました。以上です。


ここ２試合で、今までの勢いがとまった原因はなんだと思いますか。

　今すぐ判断しろといわれたら、率直な感想としては、流れの中で決定的なシーンを作りながら、それを決められなかったということです。あとは試合の中で、普段なら、普通の状態であれば絶対にミスを犯さない場面で、試合の中でミスをしてしまった。あり得ない、今まで考えられなかったミスが出ているということです。これで終わったわけではないので、今までどおりに自分たちのやる気、目的意識を今まで以上に高めて、また取り組みたいなと思っています。


（記者会見室のドアのところで報道陣を振り返って）
選手を代表して、ありがとうございました。

●	小林監督（大分）記者会見
●	岡中勇人選手（大分）インタビュー