松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
2005Ｊリーグ　デイビジョン２　第16節　京都パープルサンガvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　大事な試合と位置づけていただけに、何とか勝って２位と首位の差というのを縮めたかったですけれど、それが出来なかったことは非常に残念に思っています。


京都と対戦するに当たって、失点をある程度抑えるということもポイントだったと思うのですが、今日は３失点を喫しました。その点についてはいかがですか。

　相手はセットプレーというか、リスタートが得点源というのは、この前の試合を見てもそうですし、今日も３点ともリスタートからでした。十分警戒はしていましたけれど、セットプレーというのは、どうしても相手が確実にボールが止まったところでやれますし、技術的にも高かったという部分もあるし、結局、そこのところの差で３失点という結果になったかなというふうな気がします。

　ただ、前半は両方にチャンスがあったと思うんですけれど、こちらに１点が来て、展開としては良かったと思うんですね。けれど、後半の入り方が一番の、この試合の中で流れを変えたかなというと、そこら辺なのかなという気がしていて、それはちょっと残念です。


後半のやり方の部分、ゲームプランはどういうものだったのでしょうか。

　１点で勝てるとは思っていませんでしたし、２点目をしっかりと狙う形。やり方自体は前半と変わらないですけれど、絶対に逃げないような姿勢で２点目をとっていくというところです。そういうゲームプランです。


有光選手を投入して、その後、彼を下げましたが、彼へ期待したことと交代の理由を教えてください。

　彼を入れたのはグラウシオをトップ下でプレーをさせたかったこと。それで前線で裏のスペースを狙うという彼の良さを出してくれればいいかなということです。

最後はパワープレーということですか

　そうですね。

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