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 webnews 05/03/08 (火) <レポートに戻る>
松田浩監督(アビスパ福岡)記者会見
2005Jリーグ ディビジョン2 第1節 サガン鳥栖vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

 勝ち点3が取れなかったんですけれど、まずそれが非常に残念です。試合の内容に関しては、皆さんの見ての通りで、決めるときに決めないと、こういう試合になるのがサッカーだということが、そのまま出た試合だったと思います。以上です。


点を取れていれば問題はなかったんでしょうが、中身が昨年の引き分けとか、敗戦の試合と同じような内容になってしまいました。それを解消することを目的に開幕戦に臨んだにもかかわらず、同じような試合をしてしまったことに関しては、どのようにお考えでしょうか。

 相手がああいう形でやってくれば、こういう風になりがちだということもあります。まあ去年の横浜FCの時には、そういう風なこともありましたけれども、こういう試合をやっていく以外にないのでね、後は決めるというところなんで。去年の引き分けが多かったときも、そこさえあれば問題はないわけで、その辺は頭の痛いところではありますけれど、今日は我々の日ではなかったというふうに考えていくしかないと思います。


こういう試合をまたしてしまってわけですが、去年の経験が生かされるためには、次をどういう風に持っていくかが大事だと思うのですが。

 その話の流れから言うと、去年のことを今日やるべきなわけで、次が大事だということは今日が大事だっわけですけれど、そこまで実際に力の差がないのか、しかし、相手も4バックできましたし、3枚でやるときの優位性を生かすとかいうこともないゲームですし、非常に難しいことは難しい試合でした。前半も1点は取りましたけれど、0−0で終わってもおかしくなかったですし、流れから言えば、そのままいって、前半もチャンスがあっただけに、そういうチャンスを決めて1−0で勝つというやり方しかないというのもありました。まあ、決めるところの話にはなってくると思うんですけれど。

 いまは整理できていないところもありますけれど、たとえば、太田が入ったときにもっとシンプルに外から上げるとか、そういうことに関しては、もちろん改善点もあるんですけどね。その辺りはわかっているんだろうけど、やっぱり、勝って当然と思われてやる部分で、すごく慎重になりすぎたりする部分が出ていると思うんで。敗戦ではないですけれど、昇格を狙うチームとしては、こういう引き分けは痛いんで、それをある意味、敗戦と同じように捉えたとしたら、それを薬にして。

 やっぱり本番は相手も必死にやってくることだし、やりさえすれば勝てるというわけにはいかないということが、また再認識できたんだと思うし、そういう意味では、公式戦が始まったということに関しては、次に、どう生かすかということがもちろん大事だと思いますし、そういうことを認識することが一番の次の出発点になると思うし。

 ただし、今日も、逆にどこかで1点が入っていて2−1で勝っていればOKかといえば、そうでもないと思うし、逆に1−2で負けている可能性だってあった試合でした。点が取りたいから押し込んでいるけれど、カウンターは狙われても仕方がない、バランスを崩してアレックスも上がっているような形で、ほとんど攻めてる。カウンターで1−2でやられることもあるんですけれど、じゃあやられたから終わりかというとそうでもないし。

 今日はたまたま1−1だったと。内容的には悲観することはないということで、それこそ一喜一憂せずに、絶対自分たちのサッカーに自信を失わずに、ここでまた悔しさですよね、これをもうひとつバネにして、肥やしにして、やっていく試合にしていかなければいけないと思います。


鳥栖は今日は4バックでしたけれど、前日の練習までに選手に伝えなかったということで影響はありませんでしたか。

 僕は4バックになっていたことは知らなかったです。新聞ではわざと隠していたみたいな書き方だったですけれど、僕は全く知らずに、みなさんから情報を得て、練習が上がった後に「ああそうだったのかと」。今日もまだ登録は3−5−2で書いてましたので、やっしぱり3−5−2にしたのかなと思いましたし。まあ、ほとんど関係のないことだと思います。


鳥栖が、かなりアグレッシブに来たせいもあると思うんですけれど、中盤の出足だとか、リズムに乗れそうなところで後手を踏んで、前に出て行けなかったような気もしましたが。

 それもこれも、鳥栖は1点取ったときから、それが顕著になったし、うちは2点目が取れなかったから。やはり、点が取れるかどうか。ロッソ熊本の試合じゃないですけれど、点が取れれば、どんな風にでもうまく回っていくし、そういうもんじゃないかと思います。


今日は中村北斗選手が初出場しました。ハーフとバックの両方でプレーしましたけれど、彼の評価をお願いします。

 良くやったと思います。


去年からの変更点、ボランチとCBの部分は、どのようにご覧になりましたか。

 期待通りに働いてくれたと思います。


開幕戦が九州ダービーになったということで、それに臨むときの意識と、実際に戦ってみた鳥栖の印象を教えてください。

 特に意識は指定なかったです。雰囲気も去年からあったようなものでしたし、別に変わったところはありませんでした。


松本育夫監督(サガン鳥栖)記者会見
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