リトバルスキー監督（横浜ＦＣ）記者会見
2004Ｊリーグ　ディビジョン２　第５節　横浜ＦＣvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　始まる前から相手がいいチームで、J2の中ではベスト３に入るようなチームなので、難しいゲームになることは予想していました。特に前半なんですけれど、ゴール前の攻防で多くのチャンスが相手チームにあり、ポストに当たったシュートもありましたので、今回は横浜ＦＣにとってはラッキーな試合だったと思います。

　前半を終わってハーフタイムのときに、相手を０点で抑えることと選手たちに言いました。コンパクトなサッカーをするようにと指示しました。結果からすると０−０でも良かったようなゲームだったんですけれど、最後に横浜ＦＣが１点を入れることが出来たのを非常にうれしく思っています。去年に比べて、戦術の面とかＤＦの面が良くなったんではないかなと思います。特に、去年は福岡と対戦して１試合も勝てなかったので、選手も非常に喜んでいました。


５試合を終わって２勝３分。戦術面が良くなったとのことですが、もう少し具体的に教えていただけますか。

　チームにとってキャプテンの城選手がいないということは大きなことなんですけれど、去年と大きく違う点といえば、城選手の代わりに入った左サイドの中島選手だとか、12人目、13人目、14人目の選手が誰かの代わりに入ったときにも上手く機能して頑張ってくれていることだと思います。やはりチームとして成功していくためには、12人目から27人の選手全員がいつでもいいコンディションで、いつもいいプレーをすることです。一番大切なのは12人目から27人目までの選手たちだと思います。


城選手が２試合欠場中ですが、状態はいかがですか。

　少しは良くなってきていると思います。去年のように早く復帰させて無理をさせてしまうと、長いシーズンですから、よく様子を見ながら無理をさせないようにしています。やはり最後はどの選手も必要になってきますから。


２勝３分という結果は、シーズン前の予想と比べていかがですか。

　今日は運が良かったというのがあったと思うんですけれど、ここまで負けがないというのはうれしく思っています。ただ、例えば今日のゲームにおいて言いますと、前半はいい戦いをしていなかったので、もっともっと頑張っていい試合をしていきたいと思います。

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