松田監督（福岡）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン２　第39節　サンフレッチェ広島vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　前半のうちに２点取れたことで、非常に試合運びという点で有利になったということで、そこが一番試合が楽に出来た原因だと思います。非常にいい結果が出たと満足しています。


広島が３バックに変えてからはじめての対戦となったわけですが、（広島が）３バックにしたことでやりやすかった点、やりにくかった点について教えてください。

　そういうことはあまり関係がないと思うんですね。少し向こうの方がプレッシャーのかかるという状況下であったということが一番試合内容を決めてしまったんではないかと思います。我々は、ある意味で、何も失うものがない状況ですから、そちらのほうのプレッシャーを感じることはなかったですし、その辺が一番大きなところだと思います。


今日はサイドの攻防がポイントになると思われていましたが、その辺で何か指示みたいなものはあったのでしょうか。

　さっきのシステムの話にその辺はなるんですけれど、どうしても３−５−２のチームは外に１人しかいないという形になるんで、我々は２人いると。中は数的に不利なんですけれど、外は我々のほうが常に２対１の状況を最初の時点で作れるということで、サイドチェンジに対応しながら、そこを突こうということはゲームプランの中にありました。


第３クール以降勝ち続けています。当初は勢いで勝っていたところもあると思うんですが、そろそろ力がついたと評価してもいいと思うんですが、まだ早いですか。

　選手が、どういうふうにしていけば勝つ確率が上がってくるかということを、少しずつ自分たちの物にしているという意味では、当初の勢いだけという時からすれば・・・、まあ、勢いだけではこれだけ勝てないと思うんですが、中にいると中々分からないんですが、結果から見ると力は少しずつついてきているのかなという気はします。

●	小野監督（広島）記者会見