菅野監督（大宮）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン２　第28節　アビスパ福岡vs.大宮アルディージャ


試合を振り返って

　どうもありがとうございました。選手たちは最後まで勝利への気持ちって言うのを出してくれたと思います。その分、数的に不利な場面や、スペースを与えてしまってカウンターで失点をしてしまったというふうに思います。そういう意味で、前半の２つの失点が、やはり我々にとってはリスクを伴った攻撃をしてしまった要因かなと思っています。失点の中でも、イージーなミスや、そういうものがあったんで、もう一度そのへんのところをしっかりとやって、得点の部分ではいい形、バレーの強さ、あるいはエジソンの初得点という形で出てきたんで、もう一回次のゲームは攻守にわたってきちっとしたゲームを出来るようにしたいと思います。どうもありがとうございました。


前半の２失点で、課題が明確になったと思うんですが、修正点はどんなところだとお思いですか。

　特に１点目、はっきりとしたミスではないんですけれど、ベンチーニョ選手を下がった形で受けさせてしまったと。そこに対するプレッシャーがなかったと。いまJ2の中でも１トップ気味のチームが多い中で、下がったトップの選手のマークつていう部分、プレッシャーっていう部分が、今日なんかだと、特にベンチーニョ選手を抑えるっていうのがDFのテーマだったんで、そこのところを、最終ラインと中盤の選手のコンビネーションの部分も含めて、しっかりやらなくちゃいけないと思います。


今シーズンは福岡に対して２連勝していたわけですが、今回は負けてしまったというわけで、前の福岡にはなかった今の福岡のイメージは？

　前回の戦いにおいては、セルジオ選手が早くから退場したという部分が、福岡さんにとっては厳しい戦いになったという部分があったと思います。それでも１点取られて、我々がかろうじて逆転できたという展開だったと思いますけれど、いま連勝中ということで、やはり自信を持って戦っている部分というのが当然あったというふうに思います。

●	松田監督（福岡）記者会見＆インタビュー