柳下監督（磐田）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン１　１stステージ第12節　大分トリニータvs.ジュビロ磐田


試合を振り返って

　得点する時間帯が非常に良かったということですね。それで、やはりジュビロの場合先制したら、かなり楽なゲーム展開が出来るので、１点目、コーナーからセカンドボールをうまいタイミングで入れてくれたのが良かったと思います。

　ただ、ゲーム内容に関しては、前線から最終ラインまで幅が広くて、お互いの距離が離れていると。それによってセカンドボールを拾われたり、カウンターを喰らってたと。それと、相手のボールを奪って一つ目のパスが後ろへのバックパス、あるいは横パスが多くて相手のプレッシャーにかかったと。その辺が、今までは出来ていたところが、今日は暑さが影響したのか今日は動き出しが遅くて、相手にプレッシャーをかけられた場面が非常に多かったと思います。

　ただ、ジュビロの場合、今日を含めて４つ勝ち続けなければいけないので、この勝点３というのは、非常に大きいと思います。次のジェフ戦に向けて、しっかり修正してやっていきたいと思います。


福西選手がイエローカードを受けて次節は出場停止になってしまいました。そのあたりも含めて、ジェフ戦に向けてどのように戦っていくのか教えてください。

　まだ水曜日にナビスコのゲームがありますので、またそこで退場とか怪我人が出る可能性があると思うので、最終的には前日までにはやっていきたいと思っています。ただ戦い方としては、今までやってきたことをやり続けるだけです。


明日、ナビスコ用に来る選手は、どんな選手が来るんでしょうか。

　Ｕ-20代表の３人です。成岡、菊池、大井健太郎です。


残り３試合で勝点差２の２位というポジションはいかがですか

　次勝てばトップに上がるということですけど、中断明けから５試合あるゲームを４勝１敗でいければ優勝の可能性が高いだろうということは考えていたんですけど、その１敗が一番はじめに来てしまったので、我々としては、あと４つ勝つしかないと。だから、ひとつひとつ、トーナメントのつもりでやっていきます。


追う立場というのはいかがですか。

　直接対決があるんでね。それを勝って次に進みたいということですね。


グラウがまた２点とって得点王争いのトップに立ちましたけれど、彼の活躍をどのように評価されていますか。

　シーズン始めから動く量、回りを考えた動き、コンビネーションが昨年よりも非常に良くなっているということで、ある程度やってくれるだろうという予測はあったんですけれど、非常にいいプレーを12節まで続けてくれていると思います。彼のゴール前での落ち着きですね。それがいまの11点につながっていると思います。


中山選手の復帰については、いつごろになるんでしょう

　まだはっきりといつ頃という目処は立っていないんですけれど、２ndステージの序盤というか、２ndステージに向けてリハビリの強度を上げている段階です。


１stステージでの復帰は難しいと？

　そうですね。

●	小林監督（大分）記者会見