ヴィッセル神戸　サポーター通信　〜恐れずに 　レポート／Ｔｈｅ　Ｓｔｏｎｅ　Ｒｏｓｅｓ

　柏戦は「絶対負けられない」ではなく、「絶対に勝つ」試合であることは言うまでもない。最近の柏の試合を観ていて、比較的良い内容の試合をしているとは感じる。しかし、絶対的な力量の差や個人のレベル差は無い。玉田・レイナウドはワシントンのような脅威ではないし、中盤のタレントにボールを支配されるとも思えない。そしてＤＦは個人には強いが、零封される予感は漂わない。

　当然、舐めてかかってはいけないし、こちらの方が下位に甘んじているのだから弱い相手などとは考えてはいけない。ただ言いたいのは、アウェイだからといって、あまりに臆病になってリアクションに徹したりすることが得策とは思えない。東京Ｖ１９６９戦の戦いをそのまますれば良い。多少の運はあれど、結果は付いてくる。

　ホルヴィを筆頭に、朴、遠藤、イヴォ、そして三浦が攻撃に徹することが出来れば自然と道は拓ける。その分、ＤＦにしわ寄せはいくが、レイナウドも玉田も生粋のストライカーではない。玉田は持ち過ぎる、レイナウドはフランス時代からサイド中心の選手。ドリブルへのアプローチが肝要になる。一人嫌なのは矢野。速いし高い。彼が出てくると多少厄介ではある。

　この勝負、敢えて先週のまま戦って欲しい。それで結果は出る。