セレッソ大阪　サポーター通信　〜課題は右サイド 　レポート／ぼへみあん

　HOT6のスタートを1勝1分でスタートし、8位まで順位を上げた。しかし、この2試合で久藤が怪我で戦線離脱、西澤は次節出場停止と古橋、前田に続いて貴重な戦力が抜ける。

　徳重やファビーニョが復活し、苔口もユース代表から開放されたものの、全体のバランスが取れていない。試合を通じて熟成してきた連携がとれてきた久藤−前田の右サイドであったが、苔口−山崎となり、ぎこちなくなっている。守備的な山崎に対し、攻撃的な苔口。この間をボランチが埋めることができるかどうかが鍵である。また、久藤がいないため、ためのある攻撃ができなくなっていること、古橋不在による前線での相手守備陣の崩しができないこと、不安の種は多い。

　磐田戦では、黒部の先発が予想されるが、ポストプレーヤーである西澤と異なり、ストライカーである黒部を生かすため、森島とのツートップが予想される。トップ下にファビーニョ、右は苔口−山崎、左はカルロス−柳本、下村、布部のダブルボランチ、ブルーノのセンターバックとなろう。