浦和レッズ　サポーター通信　〜滑り出しは上々 　レポート／ジョージ・ベター

　Ｊリーグ再開最初のゲームは、ナビスコで苦杯した新潟が相手だ。レッズは開始当初からさかんに中長距離のシュートを打っていた。新潟のバックラインを上げさせようとの意図もあったのだろう、でも、新潟はラインを上げずにゴールエリアには入れさせないぞとの構えでいる。ボールは良く廻っていたが、ゴールをこじ開けることは出来なかった。そんな中、新潟に狙いどおりの即効から１失点してしまった。

　でも、慌てることなくゲームを進め、後半永井のドリブルからの横パスを山田がミドルシュート相手のでフェンスに当たってコースが変わり得点し同点、ショートコーナーから長谷部の入れた低いボールに達也が合わせて２点目、その後も危なげなく１点差を守り勝点３をゲットした。この勝利はこれからの活躍を感じさせるターニングポイントになる試合かもしれない。

　続く、国立でのヴェルディ戦は、７−０の圧勝だった。この日もボールを良く廻していた。これまでとは少し違う。ワンタッチ、ツータッチでの速い球離れ、それにパススピードも速い。みんな良く動いているし、第三の選手の動きもある。その中で、織り交ぜられるドリブル、とにかく今日は、レッズの多彩な攻撃を見せてくれた。平川の２得点も嬉しいが、左サイドのサントスが今一積極性に掛けるが不満だった。

　それより、ヴェルディはどうしてしまったのか。２試合連続の７失点。ディフェンスを何とかしないと。でも、森本はいい動きをしている。怖い存在だ。レッズは、このままこの調子を維持して欲しい。その先には、明るい未来が待っている。