セレッソ大阪　サポーター通信　〜大阪ダービー3連戦、そしてフィオレンティーナ 　レポート／ぼへみあん

　ナビスコ杯予選リーグ最終節は、今年3度目の鹿島戦。1999年以来の長居における対鹿島不敗記録をまた伸ばした結果となった。これで今年の鹿島の公式戦４敗のうち、セレッソが３つ制したことになる。この日の鹿島は、代表メンバーやけが人で多くのレギュラーを欠いたとはいえ、フィジカル面で圧倒された。鹿島をセレッソ戦を通じてしか生観戦していないためであろうか、岩政のディフェンス力も首を傾げてしまう。

　さて、セレッソはグアムでミニキャンプをはり、その後Jリーグ再開に向かう。また、８月にはナビスコの決勝トーナメントも始まる。この結果、ガンバとリーグ戦、ナビスコ杯と３試合連続あたることとなった、おりしも夏休みの最中であり、これをきっかけに関西でのJリーグ高揚のきっかけとなってほしいものである。

　また、７月２８日はセリエA・フィオレンティーナとの親善試合が組まれた。中田の去就ははっきりしていないこと、また、東アジア選手権との兼ね合いの問題はあるが、セレッソは過去ペルージャ、パルマと親善試合をしており、中田英寿の所属チームと３度目の対戦となる。日本代表に選手を送り込んでいないセレッソは、むしろセレッソとしてのサッカーをアピールしてほしい。代表だけがサッカーではない。地元にあるチームの試合こそ、日常的なサッカー風景であると思うからである。