ヴィッセル神戸　サポーター通信　〜閑話休題　−２− 　レポート／Ｔｈｅ　Ｓｔｏｎｅ　Ｒｏｓｅｓ

　ナビスコ敗退後は、レオンは公式戦を実験に使っている。当然だろう。そして、ブラジル人ＦＷ獲得へ動いている。前回はその外国人枠に触れたが、今回はユースについて。

　ヴィッセル神戸のユースの環境が良くなったのは、やっと今年から。それはハード面（専用の人工芝グラウンドやクラブハウス）と、ソフト面（コーチ陣などの充実、スカウティング網の構築）両面から。すぐには、結果は出ないだろう。しかし、これまでユース出身選手が一人として主戦力になったことが無いヴィッセル神戸にとって、やっと来た常識的な変革であり、長い眼で待つべき。

　そんなユースにも有望選手や気になる選手が居る。

柳川
高さやカバーリングの良さは秀逸。体躯にも恵まれているが、決してそれに頼らない。素晴らしいのは、フィードとサイドチェンジのキックの的確で強いこと。フロントの判断がどうなるかわからないが、何試合か観て、最も安定していてレベルの高い選手なので、上に行ってもおかしくない。

木下
ストライカーとしての我の強さや強引さは認める。ただ熱くなり過ぎ、決定機も外す。個人での突破も技術。スピード不足で全て止められｒｙ。ちょっと伸び悩んでいる印象。

増田
良い選手だけど、使うポジションに迷う。ボランチかなと思う。

紀氏
体格に恵まれたＧＫ。コーチングもしっかりしている。経験を積めば面白い存在。

１年生ＦＷ２人：上谷、辻
ユース入団・昇格の時から既に試合に出ているのだが、まだ遠慮がち。もっと自己アピール出来るようになれば素質は高いから面白い。上谷は、センス抜群。辻は身体能力系。

そんな彼等が、ヴィッセル神戸の将来を支えて行って欲しい。