セレッソ大阪　サポーター通信　〜あれから５年 　レポート／ぼへみあん

　2000年5月27日は、優勝目前にした対川崎フロンターレ戦であった。1stステージの最終戦だった。今年から1ステージ制になったわけであるが、まだ12節を消化したばかりである。非常にタイトな日程だと思っていたが、5年前は15試合を消化していたのだ。

　今年は、守備に課題といわれたのだが、守備が堅調、むしろ攻撃がゴール目での決定力不足で悩んでいる。日本人だけで組みながら、そのダレでも得点できる面子はJでもトップクラスなのであるはずだが。

　ナビスコ杯も例年になく好調な経過を見せている。次節清水戦が一番の鍵ではあるが、好調鹿島をアウェイで2勝した今期の成績は自信になっているはずである。

　ワールドユース代表に苔口を出しているとはいえ、ナビスコカップも固定メンバーで戦えることは大きな強みである。清水戦に勝利すれば、残り2試合は、マリケス、ウェズレー不在で得点力を失っている名古屋、長居では天皇杯を含め、5年間負けなしの鹿島と有利な条件になっている。

　初のナビスコカップ予選リーグ突破となれば、比較的強いトーナメント戦。初タイトルへの希望も見えてくる。