ヴィッセル神戸　サポーター通信　〜浸透 　レポート／Ｔｈｅ　Ｓｔｏｎｅ　Ｒｏｓｅｓ

　Ｇ大阪戦で壊滅的に崩壊してしまった、自信・信頼関係・積極性といったメンタルの部分が改善されて来た。当然監督がブラジルの名将に代わったからと言え、早々に戦術的な変化があるものではない。

　まずは意識改革、染み付いたネガティヴな意識の払拭が必要だった。今それがなされつつある。浦和／磐田戦とも、決してスマートとは言えないが、体を張ったプレーが目に付いた。それをキッカケに試合の主導権もモノにしたことで大きな自信につながっている様子。

　問題は、得点力。単純な解決方法としての補強には着手しているが、実際それを行使出来るのは８月から。まずは今のメンバーで攻撃の約束事やパターンを作って戦術に昇華させなければいけない。これには時間がかかる。今週末の名古屋戦にはまだ間に合わないだろう。ここは中断期間に徹底的に磨いていくしかない。

　プロとは言え心が不安定になるとパフォーマンスを落としてしまうひ弱さを持っている今の神戸には、レオンはまさに適任だろう。コリンチャンスからの魅力的なオファーがあるようだが、レオン長期政権を望みたい。