ガンバ大阪　サポーター通信　〜またもやぶれた磐田戦 　レポート／gambanna

首位ジュビロとの１戦は、またしても実力差で完敗した。

　名波が前半３６分で２枚目のイエローで退場となった数的優位のチャンスを落ち着いて生かせず、わずか６分後に山口が２枚目のイエローをもらい退場。強豪ジュビロから退場を出せば、主審はガンバからも退場者を１名遠慮なく出しにくるぞ、と言っていた矢先である。ＤＦ田中も負傷退場と、相手にとっては不利な展開があったにもかかわらず、生かせず終わった。

　数的に同等だと実力は明らかにジュビロの方が上だった。ガンバはこの数試合の流れ同様、打開策のないパス回しに時間を費やし、パスカットから速攻を食らう。他のチームと違いミスの少ないジュビロの攻撃は得点率が高い。それだけに厚目の守備が必要だと思うが、いつもと同じように守ろうとする。果敢にラインを上げるのはいいが、足の速いジュビロ相手には逆にチャンスを作らせているようで危険に感じる。

　最近の試合を見ると、人数をかけているにもかかわらず、攻撃力がＵＰしない。代わりに守備力ＤＯＷＮの方が目立つ。人数をかけ、時間をかけた攻撃の効率性の悪さは長い間の経験でわかっているはずだ。終始ボールを持っているのではなく、相手にボールをもたせスペースを作らせて、その時はしっかり守るということも大事ではないか。