鹿島アントラーズ　サポーター通信　〜しぶとく 　レポート／青山ケイ

　90分以内では勝ち星なしの相性悪い横国。雨の気配もあり並び時は今一つ気力が欠けてたものの試合開始前の深井新応援歌・チーム応援歌練習を続けるうちにこの試合の重みをひしひしと感じてきました（横国のゴール裏は響くし）。ナビスコ決勝の結果を受け止め応援もバリエーションをつけ、何とかしなくてはと思っているサポーターは多いでしょう。まずやってみる、です。(移民の歌の雄叫びはテンポ・音程ともかなり難しいですが・・・汗)

　開始３分の目の前での久保ゴールにはＤＦ陣よまたか！ と大きく落胆、でもあまりに早い時間帯ゆえ攻撃の姿勢を忘れなければ何とかなると思い直しました。が、ユ・サンチョル退場でこちらが１人多いのに５，６人かかっても久保・マルキーニョスを止められない。ポストからボールをさばきゴール前に突進してくる久保は本当に怖かったです。

　後半、３バックにし中盤を厚くしたことでボールが展開されるようになりました。小笠原が効果的に動き野沢とのコンビもぐっと良くなりました。やっと野沢の尻に火がついたか。小笠原の弾丸ミドルが決まり同点。さらに、小笠原のスルーパスを野沢がゴールライン際で折り返し平瀬がナイスポジショニングで押し込み逆点。ここまで平瀬の出来はかなり悪く、深井が中島と交代したのは平瀬だとぼやき倒してました（久保を目の前で見てるだけに）が、昨年のレンタル先相手に意地は見せました。しかし、深井からのマイナスのクロスになぜか動かず、あれには深井もゴール裏もがっかりでした。瀬戸際のプレーで諦めが早いよ、平瀬・・。深井は中沢らのＤＦ陣相手に苦労してましたが、前節同様右からのドリブルでの突破は見事。

　終盤マリノスの怒涛の攻めを何とか持ちこたえ清水戦依頼久しぶりの勝利。あきらめかけていた優勝争いが再び見えてきました。しかし、名良橋がついに試合中膝の負傷退場、さらに怪我人が増えてしまいました。また秋田・大岩の両ＣＢが出場停止。内田がどうやら復帰のようで、次のレイソル戦はＤＦラインは内田−金古−池内−石川のサテ戦メンバーとなります。ついに今年初の金古スタメン復帰。９０分もつかわからないですが、サテ戦での圧倒的存在感をもってすれば大丈夫かと思います。４名ともこれがスタメン奪取の最後のチャンスと思い奮起してほしい。