鹿島アントラーズ　サポーター通信　〜大一番を前に 　レポート／青山ケイ

　やっとＪ再開−−−。
　Ｊ中断期間のこの１ヶ月あまり、鹿島サポ的には代表戦を観戦しては心中揺れ動き憂いを心の底に潜ませ、早く鹿島の試合が見たい！と待ち望んでいたところです（福田・北澤両選手引退試合・川崎Ｆの試合などをそれなりに楽しんでもいましたが）。

　代表へのスタンスはあくまでも「鹿島の選手が出場するから」応援するといったものしか持ち合わせていない人間ですが、それにしても。ジーコの采配は99年の鹿島でも「頑固」と一部サポーターから言われていたほどメンバー固定して使うことはわかっていたし、名良橋はともかく秋田の今シーズンは「早く金古をスタメンに」とサテ戦見るたびに思うほどの出来だったような気がし。パラグアイ戦で彼らをスタメンから外し守備面で一応の結果を見せた事は評価していますが、これも深い考察があってとは見えにくい。

　また、中田浩二はともかく、一番の希望の星であるはずの小笠原のアルゼンチン戦からの出来の悪さには期待が大きかっただけにかなり落胆もしました。前回書いた「攻撃陣は小笠原とあわせないと始まらないようになってきた」サッカーをしているうちに、自分が駒になる事を忘れてしまったのか・・・？

　さて、６月29日のメモリアルフェスティバルの鹿島ブラジル対鹿島ジャパンの試合は、現実逃避（爆）−−いえいえ、我々に夢と希望を持たせてくれるものととなりました。ジョルジ・レオ・ビス・マジーニョ、そしてジーコ・セレーゾ。何だかんだ言ってもブラジル人はやはりウマイし鹿島はブラジル人に先導されここまできたことを改めて誇りに思います。エウレルは磐田戦を期待させる切れ味。クラウデシールはＣＢいけそう。アウグストは、前日の試合の疲れも見せず右ＳＢで奮闘、ゴールを決めたビス・エウレルにお約束おんぶ、また小笠原や曽ｹ端とやりあってる姿は去年のチーム練習でもよく見た光景（楽しんでムキになる様子）。

　また自分のチームの平瀬を削り本田らに試合前中指を立てた（との報道）のセレーゾ。このおっさんのキャラのたち方は（性格重視で採用してきただけに）歴代選手の中でも一番でしょう。実は意外に理論派・戦術おたくで海外サッカービデオを見まくっているとの話もあり、普段は若手選手の居残りシュート練習などを最後までつきあい若手の成長に奮闘する熱血監督ぶり。

　対する日本人現役選手では、平瀬が新境地を見せ小笠原も少しずつ復調しつつあるようで一安心。柳沢のボールもらうまでの動きが素晴らしくボールもってからのアイディアのなさかげんも変わらず（爆）−−か？ イタリアの厳しい環境で鍛えられ新境地を開いてほしい。

　さて、５日は満員のカシマスタでの磐田との大一番。スタメン予想は非常に難しい。３ボランチでいくのか２ボランチなのか、クラウデシール・本山・青木らのスタメンはあるか？隆行はベンチ入りできるのか？など。29日に久しぶりに元気にプレーした熊谷がまた怪我？との未確認情報もあり、混沌としています。今はあえて予想はせず、特にエウレル・平瀬に期待しつつどんな形でも良いので勝利をもぎとることを信じています。

さて、どうなることやら････