セレッソ大阪　サポーター通信　〜大久保を五輪代表に選ぶのか？ 　レポート／

　ナビスコカップでＪ１も再開したものの、セレッソ大阪はすでに日程終了していたため、蚊帳の外。ガンバ大阪が前半38分に得点した時点で、決勝トーナメント進出もなくなった（セレッソの可能性は、ガンバ−ジェフが2試合合計で０−１のスコアしかなかったのだ）。

　ところで、再開されるリーグ戦。前半のような破壊力は保持できているだろうか。大久保にも日本代表の勲章がつき、西澤、森島、大久保をそろえる攻撃陣は名目とも現日本代表の攻撃陣より華やかである。観客動員も、今まで以上に見込めるだろう。幸いにも（？）、コンフェデが予選リーグ敗退であり、ナビスコカップもなかったことから、大久保の休養も十分取れただろう。

　ところで、思うのだが、大久保は五輪代表に選ばれるのだろうか？　前回の中田（英）のように、公式試合のときだけ参加ならともかく、普段の合宿や親善試合には呼んでほしくないというのが素直な気持ち。すでに、フル代表で主力として選ばれている選手なのだから。フル代表、五輪代表、クラブと3つの異なるシステムのチームに同時に参加するのは選手にとってデメリットの方が大きいと思う。やはりプレーヤーはクラブでのプレーを第一にしてほしい。その結果としてフル代表があり、世界への飛躍がある。ラウルもキューエルもオリンピックには出ていない。五輪代表で消耗するより、クラブでがんばってほしいのである。

　中断中の補強として元セレソンのアクセウが加入した。柳本も復帰の模様。圧倒的な攻撃力を持ちながら守備力にないたセレッソは、まだまだ進化する。