松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
2005Ｊリーグ　ディビジョン２　第８節　コンサドーレ札幌vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　ロスタイムの失点ということで残念な部分はありますけれど、内容的には、あのまま勝っていたら非常にラッキーな試合だったなというような試合内容だったと思います。


非常にラッキーと仰いましたが、具体的にはどういうことでしょうか

　我々がやろうとするサッカーがほとんど出来なかったというか・・・。今シーズンいくつか試合をやりましたけれど、今日は、あまり出来のいい試合じゃなかったと思います。その中で先制点が取れましたけれど、やられておかしくないピンチもありましたし、そういう意味では、あのままいっていれば非常にラッキーだと。何かに助けられたような試合になっていたような試合だったということです。


札幌のどの辺に苦しめられたんでしょうか

　今日は相手チームのことをいろいろと分析する余裕はないです。


出来のいいサッカーじゃなかったということでしたが、その理由について教えてください。

　我々が常に試合をするときに求めているディシプリン、規律ですけれど、それが、もう前半の立ち上がりからなかった。それが原因です。


次節はホームで大事な京都との試合がありますが、今日の反省を踏まえて、これから１週間、選手たちにはどのようなことを期待しますか。

　引きずるようなことは特にないと思うんですけれど、ドームは初めてという人間が多かったんで、その雰囲気だとか、いろんなことでいつもの入り方が出来なかった、そこでもうリズムが作れなかった、あとはやること、なすことが逆に出ると。最初の入り方が一番問題だったと思います。その中でもいいプレーを出来た選手も、もちろんいるわけで、それは経験だとか、そういうとてころなんで。うちは若いチームなんだなというのを再認識したし、その辺りを客観的に分析して、これでまたひとつ、自分たちのチームの経験というか、財産が増えたと取るしかないと思います。

　京都戦に関しては、これまでやってきたことを、もう一度リズムを取り返して。ある意味、いつもと違う雰囲気ではなくなるので、その辺のところはあんまり心配していないですけれど、そういうところに対して適応できなかったというのが、一番残念なところです。

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