松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
2005Ｊリーグ　ディビジョン２　第５節　モンテディオ山形vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　ドローの話をする前の問題かなという気がします。選手もかわいそうだったし、見に来てくれたお客さんにも失礼になったんじゃないかなという気がしています。以上です。


こういう状況だったわけですが、試合前、選手たちにはどのような指示をされたのでしょうか。

　このピッチ状況を踏まえた上でということですか？
　もう、やるべきサッカーというのは非常に限られてくるので、雨降りでぬかるんだグラウンドだとかに似た状況のサッカーしかできないという指示を出しました。


その上で、引き分けという結果だったわけですが、それについてはいかがですか。

　まあ残念ですね。我々の本来のサッカーができる状態ではなかったですし。まあ、雨でそういう状況であれば諦めもつきますけれど、いろんな方法があったんじゃないかなと、いま思っているので、ここで開催することに関して。それに関しては、日頃トレーニングを積んできた選手たちにとってはかわいそうな状況だったと思います。もちろん、見に来られた観客の方も、フットボールというものを楽しめなかったんじゃないかという気がします。


昇格ということを考えると、山形との対戦は非常に大きな意味があると思います。どのような対策を採られたのでしょうか。

　山形はもちろんリスペクトしなければいけないチームですが、どのチームであっても、１試合、１試合、目の前の試合を勝っていくことしか考えていませんから、特別に山形だからということはありません。もちろん、対策ということは考えてきましたけれど、それ以上に、目の前に迫ってきたひとつの試合を確実に取っていくということに集中していました。


こういうピッチコンディションでしたが、選手たちは山形の狙いを消して、やりづらい中、最後まで集中を切らさずにチームとしてやるべきことをきちんとやり通しました。そういう意味では、勝敗は別にして、評価できる試合だったんじゃないかと思いますが。

　はい。選手たちには、こういう中で集中力を切らさずに、しっかりやってくれたことに関しては評価を与えたいと思うし、これで３試合連続して失点がないわけなので、それに関しては、良くディシプリンが保たれたなと思います。

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