松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
2004Ｊリーグ　ディビジョン２　第35節　大宮アルディージャvs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　先取点が大きかったなという気がします。なんとかうちが先制する形にしないと、いまの大宮さんの調子だと、中々手強いなというのは最初から思っていましたので、なんとか先制点をこちらのほうが欲しかったんですが。ＰＫという形で先制点を奪われたことが最後まで響いたかなという気がします。


後半は勝負をかけて前に出ましたけれど、それでもシュートまで持ち込めませんでした。修正するとしたら、どういう部分になるのでしょうか。

　今日の場合は、完全に組織の揃ったチームなので、ある程度、確率を狙うような形でトップに当てて、そのこぼれをという指示も出したんですけれど、そのボールの質が思った以上に悪すぎたというのがシュートまでいけなかった原因だと思います。もう少しボールの質が上がれば。２トップの１人に当たる形、トニーニョとかもいますけれど、競合いに勝った形で、弾かれない形であればチャンスになっていた部分があったと思うんですね。その本数をもう少し増やしたかったなという気がします。


残り９試合で勝ち点８差ということで、数字的には厳しくなってきたと思うのですが、残り９試合を戦うに当たって、最も大切なことはどんな部分でしょうか。

　やはり、次の１戦を取るということ。それで望みを繋いでいくことだと思います。もちろん、今日は勝ち点差を詰めたかったですし、勝ち点８差というのは。でも９試合ということを考えると、我々としては、まだ何が起こるか分からないと考えていますし、数字的にチャンスがある以上は、連勝していきさえすればチャンスは必ず訪れるわけなので、大事なのは、ここで切れずに自分たちのサッカーを続けていくことだと思います。そして次の試合をものにしていくこと。それが、いま一番必要なことだと思います。

●	三浦俊也監督（大宮アルディージャ）記者会見
●	レポートに戻る