岡田武史監督（横浜F・マリノス）記者会見
第83回天皇杯全日本サッカー選手権　３回戦　横浜F・マリノスvs.市立船橋高校

　試合を振り返って

　まあ、今日はチャンスは作るだろうが点を入るかどうかがポイントだなと思ってたんですが、まあ簡単に自分でもびっくりするくらい簡単に点が入って、そのあと簡単に点が入ったこともあって自分のできることとできないこと、高校生相手でもできることとできないことの整理がつかなくなって、まあそれでもチャンスに決めていれば問題なかったかも知れないですけど、まあ途中からはこれは流れではむつかしいなと、セットプレーで決めてくれたらなと思ったんですけれど、それも入らなくて、まあサッカーはこんなものかなと。PK合戦の練習をしておいて良かったなというふうに思っています。


Q：試合結果について。

A：いや市船というチーム、非常にともかく最後まで、足をつりながらもがんばってる姿にはすごいなというふうに思いました。

　トーナメントというのは結局、勝つか、負けるかなんで、得失点差もないですし、そういう意味でわれわれが勝てたというのは本当によかったなと思っています。


Q：選手の心理的な状況は。

A：まあ、僕はずっといっているんですけど天皇杯もJリーグ、プロができて11年目ですか、そろそろ転換期にきてるだろうと。それは、やはり一国のシーズンがトーナメントでいつ終わるかがわからない。翌年に対する準備もできないと。それとともにクビになったりしてる選手でやっていくと。まあ、これは協会の方もプロジェクトを作って検討されているということも聞いております。

　私はいまモチベーションを持って臨める選手で戦う。マルキーニョスはモチベーションが出ないということでブラジルへ帰しましたし。そういう意味で今日のメンバーに関しては、モチベーションを持ってやってくれたと思っています。

●	石渡靖之監督（市立船橋高校）記者会見