松田監督（福岡）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン２　第31節　アビスパ福岡vs.モンテディオ山形


試合を振り返って

　今日の試合は、試合前は、この前引き分けに終わったことで、すごく大事な試合と思ってたんですけども、特に勝ち癖が付いてきたところで、それを続けるという意味で、一番は勝ち点３を取るということに重きを置いていたんですが、それに関しては、結果的には良かったなと。ただ、試合の内容としては、１−１に追いつかれるか、引き分けでいっていれば、数あるチャンスをものに出来ない場合にポロっとやられて０−１で負けるという試合だっただけに、非常についていたかなという気がします。チャンスをきちっと決めないとか、失点を喰らうようなピンチは自らの規律のないプレーがきっかけになっていますし、そういう意味では、全体的にディシプリンというか、規律に欠く試合だったなと。

　そのとき、そのときに正しい判断、まあ当たり前の判断というか、時としては平凡な判断でいいと思うんですけれど、それが出来ていなかった場面があまりにも多すぎたという意味では、非常に不満の残る試合でした。以上です。


ちょっと雑なプレーが目立ったように思いますが、そのあたりは

　非常に残念なプレーですね。サッカーはあくまでもチームスポーツであって、たとえば点を取ることに関しては、誰がとっても、僕としてはチームとして点が取れればいいと思っているし、そういう場面で、少し・・・。それは守備の場面で、あまりにも簡単すぎるクリアよりは少し色を出したプレーにしようかっていう、いわゆる自分がどう思われたいかっていうことが出すぎた結果の判断が、判断の悪いプレーが多すぎたんじゃないかなと思います。それは、我々が目指しているサッカーとは全く違う方向のサッカーなんで修正していかなければいけないと思います。


個々の問題もあると思うんですが、どういった点を修正していくべきだとお考えですか。

　山形というチームは非常に守備の堅いチームで、難しい試合になるとは思ってたんです。点もなかなか取れないだろうと。特に真ん中は強いので、真ん中にどうしても行ってしまうんですけど、なるべく外から攻めようということで、後半はある程度そういう場面が多かったと思うんですけれど。そういう意味では、山形のＤＦ陣に対してチャンスは作れたと思うんですね。ですから後は精度の問題というか、判断の問題だけなんでね、そういう意味では、修正というよりは、個人個人の問題だと思います。今日に関しては。

●	柱谷監督（山形）記者会見