リトバルスキー監督（横浜FC）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン２　第30節　アビスパ福岡vs.横浜FC


試合を振り返って

　今日は勝点が取れて非常にうれしいです。前節、アビスパ福岡が大変いい試合をしていたということで、我々は大変（アビスパ福岡を）尊重して戦いました。はじめの時間帯は、福嶋選手やベンチーニョ選手といった攻撃が良かったのですが、我々も運がよく、うまく守れたということもありました。なんとかその時間帯を守りきり、我々は運良く得点できたのですが、そのままの形でハーフタイムに入りました。

　後半に入り、福岡がより攻撃的になり、２人の攻撃的な選手を投入してきましたが、我々もカウンターからという形で攻撃を仕掛けたわけですが、流れから言うと、もしかしたら１−０で勝てたかなと思う時間帯もありました。しかし、我々のおろかな対応で１人退場者を出してしまいました。そういったところできちんとした規律が守れなかった、あるいは、規律がなくなってしまい、そういったところでチームが機能しませんでした。

　そういう流れの中で、原田に同点ゴールを決められて追いつかれたわけですが、試合が終わってみて互いのチャンスを見比べてみると、これは同点の試合でよかったんじゃないかと思います。


アビスパは５連勝中だったんですが、第１クール、第２クールで対戦した時と比べて、今回の試合で何か違ったことを感じた点はありますか。

　大変、自信に満ち溢れたプレー、そして攻撃の形もより多く増えていますし、しっかりとした組織ができていたとと思います。サイド攻撃、ＦＷの選手を含めて。


アビスパ福岡と戦うに当たってどんな狙いで臨んだんでしょうか。

　狙いとしては２人のＦＷ、そして外の攻撃をきっちりと抑えるということです。それと我々のチームは試合に出れなかった選手もいたわけで、このような形で追われたことは良かったんじゃないかと思います。それと、アレックスという選手がとても攻撃的な選手なので、逆にそこをうまく我々が利用できればというところもありまして、そこはうまく機能したんじゃないかと思っています。


前半の途中で眞中選手とマシュー選手のポジションを入替えられたようですが、その狙いを教えてください。

　スピードの問題がありまして、相手の選手が（大塚）、よりスピーディな選手だったということで、眞中選手をあそこのポジションにもって来ました。

●	松田監督（福岡）記者会見