千疋監督（鳥栖）記者会見
2003Ｊリーグ　ディビジョン２　サガン鳥栖vs.横浜ＦＣ


試合を振り返って

　今日は前の試合で引きすぎるということがあったので、今週はその点についてトレーニングを入れて、アップしてコンタクトにやるということで臨みました。今日の天候とかの影響で、途中、中盤があきだしたということがあったんですが、藤川選手が危ないところを抑えてくれて前半しいい形で終われました。

　後半はバックラインをもっとカバーして失点を防ごうということと、もっと積極的に点を取りにいこうということで話しました。最終的にはメンバーを交代して、また点が取れて、一番いい形でゲームを終えられたかなと思います。また次につなげて、次の新潟戦でがんばりたいと思います。


今日スタメンで朝比奈選手を起用されましたが、その狙いについて教えてください。

　調子がいい状態の選手を使うという形で起用しているということですね。


前節５失点したということで、悪い流れを変えたいという判断もあったんでしょうか。

　勝つことを一番のメインでやりますので、そういう中では、いい状態の選手で狙いにいくというのは当たり前だと思います。


井手口選手の途中からの起用は守備固めとして理解してよろしいんでしょうか。

　本人自体はバックとボランチのところを両方出来るということで、ボランチのところが疲れてきたということで、それで選手を交代させたということです。


今日は途中出場の小石選手もアシストしましたし、選手交代がうまくいったかなと感じているんですが、監督自身は同思われていますか。

　時間帯といい、交代時期というか、今日の交代に関しては全部、一番いい時間帯じゃなかったかなと思います。また出た選手が全部活躍したということですね。これはチームの中で、また競争が始まるということですからよかったと思います。


ジェフェルソン選手が後半からの出場になったわけですが、何か戦術的な意図があったのでしょうか。

　いや、それは戦術とかじゃないですね。やはり調子のいい選手を使うということで、佐藤（大実）選手とジェフェルソンが代わったわけですが、調子がよかったということで使いました。


その佐藤（大実）選手が久しぶりのスタメンで、なおかつフル出場でしたが、起用の狙いと評価について教えてください。

　狙いというか、やはり点を取ってくれるというのがＣＦの仕事であるので、そこをしっかりやってくれたなということですね。


トップに張り付くというよりは、サイドに張ったり引いてきたりしていましたが。

　それは、サイドに流れるというトレーニングもやっていますので、ただ張り付くだけじゃないということです。


ジェフェルソン選手を投入して３トップ気味にしましたが、あの時点で敢えてシステム穂変更したというのは、何か大きな理由があったんでしょうか。

　勝ちに行くということがありますので、そっちの方が機能するんじゃないかということで３トップに代えました。


14節からの３試合が非常に重要な試合になるということで取り組まれたわけですが、結局２勝１敗という成績でした。この３試合を通じての評価と教えていただきたいのと、今日の大勝で前節の福岡戦のいやなムードを払拭できたかどうか、その点についてお聞かせください。

　継続することがベストなことであると思いますから、福岡の試合が克服できたかという点については、今日の時点では、いい結果出したので、プラス思考で考えて出来たんじゃないかと思いますね。それと、３試合で２勝１敗ということで、狙っていた結果は出でいると思いますが、またこれを次につなげなければならないので、またチームでひとつになってやっていこうと思っています。

●	阪倉コーチ（横浜ＦＣ）記者会見