セレッソ大阪　サポーター通信　〜ダービー３連戦始まる 　レポート／ぼへみあん

　いよいよ後半戦の開始であるが、開始のとたん、8月中旬までリーグ戦はお休み。しかし、今週の対ガンバ戦、来週の対フィオレンティーナ戦、そしてナビスコカップの準々決勝2連戦と、4週連続でセレッソは大阪で試合をする。

　ホームでのダービーは好試合と巷では評価されたが、2-4で負けたのだから、サポーターとしては悔しい思いをしている。大阪のファンとしては、ガンバのほうが優勝の可能性が高いので空気読めよと言われそうだが、鹿島をしっかり破っているので、筋違いというもの。ダービーは勝利あるのみ。

　さて、次節はファビーニョと山崎が出場停止。古橋、前田、江添、柳本は負傷で欠場見込み大。ゼ･カルロスも前節足を痛め、久藤も万全ではない。満身創痍である。特にDFは、レギュラークラスとしてはブルーノ・クアドロスが残るのみ。清水から移籍した鶴見は起用されそうだが（、もう1枚は前節同様下村か。去年ほとんどフル出場で戦い、ツーロン国際大会に日本代表としてプレーした千葉は、信頼感を失ったままであるようである。

　今年のガンバは、例年になく攻撃力がある。アラウージョと大黒（先発回避の模様）のツートップにキープ力のあるフェルナンジーニョ、そしてその後ろから遠藤と、バランスが取れている。これを、セレッソのDラインで止めることは厳しい。いかに、この前線にボールを簡単に供給させないか。西澤、森島、黒部の前からのプレスがより重要になってくる。場合によっては、黒部でなく徳重を起用し、前半は西澤に当てるという単調なサッカーで時間を経過させ、後半に一気に勝負をかけるのも面白い。

　ともあれ、長居でのダービーが4万人を超える観客を集めたが、万博でも満員になることが予想される。狭いエリアに閉じ込められて応援するのは不本意ではあるが、ダービーらしいダービーを見たいものである。