スペランツァF.C.高槻　サポーター通信　〜Ｌ・リーグ開幕が近づいて 　レポート／え〜じ

　このところのスペランツァですが、やはりコンスタントに練習試合をこなしています。先日も男子中学生と30分×３本のゲームをしていました。代表のアメリカ遠征とU-19のアジア選手権が重なったこと、それから知人の結婚式に出席している選手もいたようで数名の選手が居ません。

　しかし新入団選手やサブに甘んじている選手にとっては良いアピールのチャンスです。又ポジションによって選手層にばらつきがあるチームですから、個人レベルでは複数のポジションをこなすこと、全体では選手や配置が入れ替わっても連携やバランスを保つことなどは重要に思います。コーチ等から細かい指示が出ることは少なかったのですが、ポジションを入れ替えたりしていましたので、長いシーズンを乗り切る為にその辺りのことを考えているのでしょう。

　さて、最近遅ればせながら、女子代表のオリンピック出場が地元の関心を高めることに繋がったのだなぁと実感します。高槻駅前の商業ビルにスペランツァのPRスペースがあるのですが、前の商店や近くを通る方が興味を持って見てくれます。また、年代別の大阪選抜に選ばれるほどの選手が進学を機にサッカーを辞めて他の競技を始めようとしていたらしいのですが、あの試合や盛り上がりを見て「サッカーやってて良かった。」と、また続ける気持ちになったそうです。

　注目を集めたアテネ予選以後、初の公式戦であるL・リーグの開幕が迫ってきました。今僕らがするべきことは、この流れに乗ってチームを盛り上げ、地元の多くの方に魅力あるチームとして認めてもらうことです。そして沢山の少女達の憧れのチームのひとつになることが出来れば、競技人口を増やすことに繋がり、今回U-19アジア選手権で敗退してしまった悔しさも晴らせるのかもしれません。