浦和レッズ　サポーター通信　〜ナビスコの借りを返せ 　レポート／ジョージ・ベター

　４節対ヴィッセル神戸戦は、何となく締まりのない試合で終わってみれば２−１で勝っていた。前半、カズがフリーで放ったシュートが１本でも決まっていたらどうなったろうか？後半のフリーのチャンスを何本もものにできないようでは心もとない。フォワードだけがある意味確実で頼りになるチームなのに。

　システム的には３−４−２−１のような感じだった。山田、鈴木のダブルボランチ、山瀬、長谷部のダブルトップ下、サイドは右が永井、左がサントスだった。チームとしては悪くなかった。特に長谷部が光っていた。山瀬は完全に長谷部に負けている。真に良くなっているのかどうなのか良く判らない今年のレッズである。

　５節の清水戦は、前半２点のリードを守れず、鈴木の退場から相手ペースで３−４の負け。どちらのゲームもディフェンスに問題がある。ディフェンスラインというより、2列目や逆サイドでフリーの選手を作ってしまうところが大問題。エスパルス戦、鈴木の退場の後、何故室井なのだろう？酒井だと思うのだが。得点は取れている。ギドの言う相手より１点でも多く取って勝つサッカーの芽は見えてきている。スリリングで面白いのだが、最終的に勝てるのかどうか、気が気でない今年のレッズ、でも試合自体は昨年より断然面白い。今節大分戦は、ナビスコの借りを返そうぜ！