ブッフバルト監督（浦和レッズ）記者会見
第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会　５回戦　浦和レッズvs.湘南ベルマーレ


試合振り返って

　今日の相手のベルマーレはJ2のチームなので、勝たなければならない相手だったと思います。うちのチームは最初から積極的に試合を進め、前半で２−０とリードすることができ、いいリズムで試合が出来たと思います。後半はちょっとペースが落ちましたけれど、ずっと支配できていました。３点も取りましたし、90分で間みると、すごく満足しています。次にＦＣ東京の準々決勝を戦えることを喜んでいます。


チャンピオンシップで敗れて、今年のタイトルは天皇杯しかないので、選手たちはそれにしがみつくというファイトを見せたと思いますか。

　私は全ての大会、全てのタイトルを取りたい。それはチームにも言っていますし、みんなも理解していると思います。当然、天皇杯でも最後まで行きたいと思っています。我々は、今年全ての大会に最後まで勝ち残りました。ナビスコは決勝まで行きましたし、チャンピオンシップにも出場しました。そして、天皇杯でもベスト８に入っています。それに対して、私はチームにすごく誇りを持っています。もちろん、これを続けたいです。


長谷部選手をトップ下で使いましたが、その狙いと評価について教えてください。

　まず長谷部は非常に良かったと思います。長谷部はいろんなポジションが出来る選手ですが、そのフレキシビリティはすごく大事です。他にも平川や山田がいます。山田はトップ下も、右もできますし、平川は左右どちらでもプレーできます。そういったフレキシビリティは非常に大事にしたいと思っています。繰り返しになりますが、長谷部は非常に良かったと思います。


田中選手が２コールを決めましたけれど、チャンピオンシップと比べて何か変化はありましたでしょうか。

　達也（田中）はチャンピオンシップの試合も非常に良かったと思います。毎試合点を取るというのは無理です。チャンピオンシップも良かったし、今日も良かったと思います。もちろん、マリノスとベルマーレとやるのでは随分違います。マリノスには松田も中澤もいますから。


次はナビスコカップで負けたＦＣ東京ですが、それは意識していますか。

　はっきり言えば、ナビスコカップは引き分けでした。チャンピオンシップは０−1、１−０ということで、サッカーでは負けていませんでした。ただし２点が取れませんでした。それは天皇杯で取りたいと思います。


今日の対戦相手である湘南ベルマーレの感想と、レッズにあって湘南にないものを教えてください。

　簡単に言えばJ1のトップチームとJ2の真ん中から下のほうのチーム。選手たちのクォリティも含めて、その差は90分間で分かったと思います。

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