TASAKIペルーレFC・なでしこジャパンメンバー５名のアテネオリンピック回顧記者会見


・磯崎浩美
　オリンピックに行くにあたって、私自身は「自分らしく戦えて、楽しくできれば良い」と思っていましたけれども、帰ってきて一番大きく残っているのは「悔しい」っていう気持ちです。
　オリンピック予選が終わった後、Ｌ・リーグがあったんですけれど、その試合にもたくさんの方々に足を運んでいただいて、それが選手たちにとって、本当に凄い力になっています。私たちはあまり良い成績ではなかったんけれど、そういう人たちの声援を胸にアテネにも行けました。またこれから９月になってＬ・リーグも始まるので、今度はTASAKIペルーレFCの選手として全力で戦っていきたいと思っています。たくさんのお客さんに足を運んでいただけたらと思います。

・川上直子
　アテネオリンピックは自分の中では、凄く遠いものだったんですけれども、皆さんがたくさんのサポートをしてくださったおかげで、あの舞台に立てました。そのことを感謝しています。その皆さんの期待に応えてメダルを取って帰ってきたかったんですけれど、世界の壁は高かった。もう一度世界と戦えるようにチャレンジしたいと思います。
　オリンピックの試合をテレビで小さい子たちもたくさん見てくれたと思います。そういう子たちがＬ・リーグを見て「やっぱり凄いな」と思ってもらったり、「サッカーって面白いんだな」と思ってもらえるようにプレーしたい。女子サッカーをオリンピックで終わらせてしまうんではなくて、これからもっと普及させていきたいです。全力でＬ・リーグを戦うんで、もっともっとたくさんのお客さんに見てもらいたいと思います。

・山本絵美
　私にとってアテネオリンピックはケガ等もあって、いろんな意味で「悔しい」という気持ちしか残っていないんですけれど、前よりも世界との差は少しずつ縮まっていると思うので、次に向けて頑張りたいと思います。たくさんの方々に応援していただいたのに、良い結果を残せなくて凄く残念でした。今度はＬ・リーグでしっかりとサッカーをして、もっともっとたくさんのお客さんに見てもらえるように頑張りたいです。

・柳田美幸
　今回、自分は途中交代での出場でした。得点を狙うために入れられたんですけれど、結果を残せなかったことを凄く残念に思っています。まだちょっと世界との差はあると思うので、そこへチャレンジし続けたいと思います。９月19日からL1リーグの後期が始まりますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。

・大谷未央
　オリンピックではメダルっていう目標に向かって戦ったんですけれども、結果的にはベスト８に終わっちゃって、自分も得点できなかったので「悔しい」という気持ちが一番です。これからはその課題に向かって一所懸命頑張りたいと思います。
　Ｌ・リーグでたくさんの方々に応援していただいたことに凄く感謝しています。ここで終わることなく、女子サッカー人気をこの先にも続けていきたい。またしっかり頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いいたします。