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 サポーター通信 03/11/14 (金) <前へ次へindexへ>

 浦和レッズ サポータ通信 〜次は永井の番だ


 レポート/ジョージ・ベター
 頂上対決ヴェルディ戦は終わってみれば5−1で圧勝、ヴェルディを粉砕した。前半は、全員が動き回りプレスも鋭くヴェルディを圧倒した。レッズがプレスをかけるなんて光景は初めて見たような気がする。チームが一回りも二周りも大きくなったような気がする。ニキの怪我も内館が下がり長谷部の投入、その長谷部の絶妙なパスもあり、前半は2−1で折り返し楽勝かと思われた。

 ところが、後半は悪い癖が出てリアクション・フットボールになってしまった。これは、運動量が多くアグレッシブにバックスの前で的確に相手の攻撃の芽を摘んでいた内館がバックラインに下がったことによると思う。ヴェルディに攻撃を支配され1点取られたら負けるそんな感じの展開になってしまった。心配が的中し林に1点決められてしまった。

 しかし、今年のレッズはここからが違った。この失点で眠りから覚めたのか、浮き足立つことなくいつものプレーを取り戻し、速攻から山瀬がファインゴールを決めた。ちょっと、予想できない、日本人らしからぬ、イマジネーションに跳んだ素晴らしいトラップだった。これで勝利を確信した。その後は、得点を狙うヴェルディサイドの空いたスペースを突いて2点追加し、終わってみれば5−1の快勝であった。

 次節は、アウェイの清水戦である。ナビスコ・ホームで6−1で粉砕した相手だ。リベンジを狙ってくるだろう。そして、不幸なことに、シミュレーションでイエローを貰ったエメは累積警告で2試合出場停止である。でも、永井雄一郎がやってくれると信じている。今日はエメと交代後、得点こそなかったが、アグレッシブな動き気を吐いた彼が台風の目となって、清水戦、名古屋戦を勝利すると信じている。
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