<前へ｜次へ｜indexへ>

みんなでＬ・リーグへ行こう！！
2005Ｌ２　第８節　市原千葉vs.ＡＳ狭山


文／トークン

　日差しを遮る雲ひとつない空。ゲームに影響のない程度のそよ風。６月５日日曜日、ここ千葉県の長生フットボールパークで、Ｌ２・第８節,、市原千葉vs.ＡＳ狭山のゲームを観ました。なかなかタイミングが合わなくて、個人的には久しぶりのサッカー観戦です。

　ここには観客席が在りません。ピッチ脇の芝生に直に座っての観戦です。ゲーム中の選手達と距離が近くて嬉しいのですが、ゲームの全体の流れを把握しづらいですね。市原千葉は、昨シーズンの途中から臨時ＧＫを務めていた８番阿部麻美選手が、今日もＧＫとして先発でした。どうやらこのチームは正ＧＫがいまだに決まってないようです。

　定刻通り１３：００キックオフ。それにしても観客が少ないな。そう思いながら辺りを見回していると、ピッチ上では早くも動きが。しまった、ゴールシーンを見逃しました。ＡＳ狭山の９番MF菅野久美子選手の先制ゴールでした。しかし、市原千葉も負けてはいません。１０分に２３番FWでキャプテンの 清水由香選手が同点ゴール。その後、AS狭山がやや優位にゲームを進めましたが、市原千葉も踏ん張り、前半は１−１で終了です。

　後半開始早々の４６分にＡＳ狭山のキャプテン、７番MF佐藤舞選手がゴール。これで１−２です。ここから市原千葉は奮戦し、やや押し気味でゲームが進みました。後半には何人かの選手交代がありました。ＡＳ狭山の方が回数が多かったようです。７２分に、市原千葉の２６番FW 土屋いづみ選手がGKとして入りました。GKの阿部選手はFWとして 攻撃に参加です。しかし、目に見えるほどの攻撃力アップには至りませんでした。

　結局どちらも追加点のないまま、試合終了です。１−２でAS狭山が勝ちました。

　それにしても悲しいくらいに観客がいませんでした。５０人に満たない数です。それぞれのチームに、太鼓持参で応援する熱心なサポーターが一組ずついました。特にアウェーのAS狭山の男性二人組みは、手作りの横断幕を何枚も持参して頑張ってました。選手達はもちろん、サポーター達のためにも、もう少し観客がいたら良いのになあ、と思いました。Ｌ・リーグでもいくつかのチームは名前が変わったり、Ｌ２は新チームが増え、毎週１チームがゲーム無しの状態になりました。もう１チーム増えればいいんですが、今の状況では難しいでしょう。何とか観客動員数を増やす方法はないのでしょうか？