松田浩監督（アビスパ福岡）記者会見
2005Ｊリーグ　ディビジョン２　第26節　モンテディオ山形vs.アビスパ福岡


試合を振り返って

　山形との試合はいつも０−０というか、引き分けの多い拮抗した試合になるんですけれども、今日も同じような展開だったかなと。０−０で折り返して、０−０か１点勝負だなというようなことで、なんとか０でいきながら１点取って勝とうということだったんですけれど、最初に点を取られたということで非常に苦しくなりましたけれど、その中でアウェイでもあるし、１点先行された中でよく追いついたという意味では、今日の勝ち点１は貴重かなという気もしています。


中村北斗選手がプロで初めてボランチをやりましたけれども、監督から見ての評価をお願いします。

　不慣れなポジションで、かなりいつもと勝手が違って疲れたと思うんですけれど、彼の身体能力の高さっていうのは随所に出ていたと思います。それでセカンドボールを拾ったりという部分では非常に貢献してくれたかなと思います。


山形との試合が、いつも拮抗するという理由をどうお考えですか？

　システムも一緒ですし、ミラーゲームのような形をいつも呈しますし、我々もディシプリンというものに非常に重きを置いて土台にしていますけれど、山形もそういうチームだというところから、そういう試合になるのだと思います。


失点の場面なんですけれど、だいぶパスを繋がれての失点でした。あれは何が悪かったのでしょうか？

　ちょっとわからないのですね。僕も、今すぐにでもビデオを観たいところなんですけれども、どういう形で抜けてきたのかなと。展開が速くて、ある意味、攻撃のほうが素晴らしい攻撃をしたんじゃないかなと思いますし。ただし、サイドが起点だったと思うんですけれど、サイドで少し緩い守備が前半から目立っていたので、そこからクロスを上げられるということがあったんですけど、あの場面はそこから中に入って来られたという形だと思います。そこで逆サイドが余ったと。その意味では、攻撃の起点にしろ、サイドにしろ、どこかしらボールに対するプレッシャーが甘かったんだと思います。

●	鈴木淳監督（モンテディオ山形）記者会見
●	レポートに戻る